maiko no ashiato

日々のきろく

妄想中は不幸でなくて目が覚めてからが怖いの

統合失調の中で妄想の世界に入ってしまってその時期の記憶がところどころ吹っ飛んでいる私です。
しかしながら、妄想中は怖くなかったんです。目の前の日々やるべき(と思い込んでいた)ものに集中しようって努力していたから。
頭おかしくなっていたし、やるべきことも的外れだったけれど。
妄想による謎の確信があったから。

けど、投薬して入院して正常な(?)思考に戻ってからというもの。
未来が怖くて怖くて仕方ない。
これもある意味、統合失調症の鬱時期と名付ければ仕方ないと割り切れるかもしれないです。
けれども。どう名付けたって不安は不安。
また記憶失くして妄想の世界に戻るかもって思うとなおさら。

目の前のやるべきことに目を向ければいいのかもしれない。
けれど、何に目を向ければいいのかわからなくなってしまった。
その要因は記憶を失ったからというのも一部ある。
自分、何がやりたかったんだっけ?
何が喜びだったっけ?

もう一度何がやりたかったのか、何に興味を持っていたのか。
妄想から覚めて統合失調症になった自分なりに考えていかないといけない。

病気だから、障がいがあるから不幸とは限らないんだなってことも最近知ったこと。
自分がわからなくなる体験をしたからこそ言えること。
あの時の私は不幸ではなかった。怯えている今の方が不幸…というより下がっている。
これから上がる勇気わたしにあるの?