周囲に当てはまる言動、ありませんか。統合失調症中に妄想していたことを箇条書きにして見た。
統合失調症には陽性症状というものがあります。
幻聴、幻覚、妄想などが対象となる症状です。
私の場合、幻聴幻覚はなかったけれど全てのものが自分と関係していると解釈するものすごく酷い妄想を起こした人間でした。
どんな妄想をしていたか書き出してみようと思います。
1.スカイツリーのライトアップの色
スカイツリーのライトアップの色は自分がその日起こした行動によって誰かが反応しているのだと思った。
例えると、
青→悲しい
金→すばらしい仕事
白→しらける
ピンク→愛おしい
2.SEが自分の端末を全てハッキングして見ているのだと思った
カフェなんかでPCを触っている人がいれば自分専属のSEだと思っていた。
SEは複数いて集団でSNSや検索履歴を覗き、検索履歴から自分に向けてSNSで投稿しているのだと思った。
端末の画面越しで何らかの方法を使って自分を見ているのだと思った。
また他人の炎上が自分が炎上したと思ったこともあった。
3.周囲の車や人全ほとんどが見張りだと思った
車に乗って自分の周囲を固めているのだとおもっていたし、歩いている人はみんなドラマのエキストラのように雇われて見張っているのだと思っていた。
派手な車や人がいると、自分への警告だったり何らかのアピールだと感じていた。
マーケティング、人体実験、なんらかの目的で会社や政界が動いているのだと思った。
4.CM全てが自分に向けられたものだと思っていた
金融関係のCMが流れれば自分に対してその金融機関が投資しているのだと思ったし、
会社の広告をみれば関連グループ会社なんかを調べてその役員が何かしていると思っていた。
現実に関わった人間が実は役員のひとりだったのではないかと疑ったりもした。
5.聞こえてくる音全てが自分へのサインだと思った
鳥の声、車の出す音全てが自分の行動に対しての反応の音だと思った。
鳥がちゅんちゅん鳴く→未熟者
カラスが鳴く→賢い
車のバック音→戻れ
車のキーの音→誤解が解けた
7.電気コンセント、証明に隠しカメラがあり盗撮されていると思った
今時ひとが家にどう侵入して、どうカメラが設置されるのかわからないから、証明をやたら新聞紙で覆ったり、コンセントを解体した。
またカーテンのない窓にはバスタオルなんかで覆ったりした。
録音機も設置されていると思い始終、恐怖に晒されていた。
もし当てはまることを言っている人がいたら
身近になんだか似ているような事を言っている…という人がいたら要注意。
統合失調症はこじれるとどんどん悪化してしまう病。
最悪社会復帰ができなくなってしまう、死んでしまう可能性があります。
幸い私は異変に友人が気づき、離れて暮らしていた家族に連絡がいって入院治療ができました。
けれど、気づかれなかったらと思うと本当に恐ろしいです。
100人に1人という確率でなるこの病は意外と珍しくありません。
怪しいなと思われる人がいれば、家族に知らせたり、保健所に相談するのが良いと思います。
基本的な解決策は精神科のある病院、専門病院に連れていくことです。
根性や気合いでどうにかなる問題ではないので、軽視せず対策することをおすすめします。
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統合失調症について基本情報
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