不器用な人だからこそ、やりたいことをやる前に準備を。
目標や目的をもって動き出すことはあると思う。
けれど、不器用な人ほど、目的に向かうための環境を整える準備が必要だ。
気合いや根性だけではどうにもならないことがある。
そう思った経緯
私は不器用で要領が悪いほうだ。
そして、そんな私が双極性うつと、統合失調症ということが最近わかった。
薬をやめること、ストレスの要素がいくつかたまること、そういった条件が加わって、事実と頭の中の情報が混同してしまい妄想状態に入ってしまった。
結果、大切な人間関係を失い、身につけたかった技術の訓練も延期状態。
そうなった根本的な原因はなんだったのかを振り返ると以下のことが準備不足だったと思い、この記事に書き出して見た。
足りていなかった準備3つ
話し合える、頼れるコミュニティー
不器用な人ほど、新しいことを取り組むときに助けが必要になる場合が多い。
悩みも抱え込みすぎては心身ともに健康に良くない。
愚痴を言ったり、相談しアドバイスをもらう存在がなるべくあったほうがいいし。
また物理的に苦しければ頼れるコミュニティー、友人や家族、サービスがあるといい。
住居環境の整理
住居環境の片付けや整理が終わらないうちに新しいことを始めるのは要注意。
服を着る、食事をする、何をするにしたって時間がかかるし、整っていない環境は精神にも影響する。
整えること、片付けること、引っ越すこと、それらは思っている以上に体力や精神力を使う。
慣れないことを始める前こそ時間があるのであれば生活する環境を整えたい。
生活リズムを作りルーティーンを決める
職種によっては不規則になりがちだけれど、不器用な人ほど健康に左右されやすい。
あまりにきっちりと時間割をつくらずとも、なるべく起床、就寝、食事のタイミングは最低限整えたい。Aパターン、Bパターンとパターンを変えて決めても良い。
厳密に決めすぎてこだわりすぎるのもよくないけれど、生活の流れが決まっていると判断が減って頭を使う回数が減るので、やりたいことに集中しやすいし、オンとオフが切り替えられる。
そのほかにも不安要素があれば
不安の種、心に引っかかることがあればなるべく書き出してみよう。
心配のしすぎは良くないけれど、どういったストレスに晒されているのか目視や自覚をすることは大切だ。
そうすることで、事前に回避できることがあるかもしれない。
新しいことをはじめて体調を崩しそうになる前の余裕があるときにこそ
準備段階で不安の種や心配事は取り除いておきたい。