統合失調症、陽性症状の様子を教えてくれた知人の証言。
知人からの報告(知人視点)
2020.3月13日、共通の知人から連絡があった。
筆者とやり取りをしていたら、
死にそうと、おかしな発言。
何かただ事じゃない感じでどうしたらいいだろうかという内容だった。
私は以前から知っていた鬱が悪化したのではないかと思った。
この時点で直接接触するべきか迷った為、
直近で筆者と会った共通の知人からも様子を聞くと、やはり、妄想をしている節がある。
また、筆者がよく使うコミュニティの中で迷惑行為がなかったか確認すると、
迷惑行為があったことが報告される。
3月19日、とうとう私の実家まで深夜に筆者がくる。
ここまでくると私の家族にも危害が加わるのではと不安を覚える。
1週間で立て続けにそういった迷惑行為、不審な動きが会った為、
危機感をなんとなく感じて筆者の家族とのコンタクトを試みる。
SNSで見つけ出せなかった為、職場を探しあて会社に連絡。
会社から家族に連絡がいき、家族と連絡をとりあうことに成功する。
以前の鬱症状や妄想っぽい行動から調べた結果、統合失調症ではないかと説明する。
家族は仕事で忙しいことも理解した為、協力者として筆者の古くからの友人にも協力を仰ぐ。
家族は筆者に会い症状を確認。
保健センターに相談をし、親族と古くからの友人を引き連れ病院に行くよう説得。
結局、1度病院に行くことに苦戦したが、
家族の説得のみで2回目の受診。
薬を飲まなかったことがその場で判明し、保健センターを通さずそのまま医療保護入院となった。
筆者の私自身が感じたこと
わたしは人と深く関わることは苦手だけれど、
好奇心があり人と関わることが好きな性格でした。
関わっていたコニュニティーには大変な迷惑をかけ、もう関わることができなくなってしまった。
けれど、関わっていたコミュニティがあったからこそ知人に異変に気づいてもらえるきっかけになったのです。
また数は少ないながらも、
いざという時行動してくれる家族、友人、知人がいたことに感謝したいです。
なかなか人は行動に移しにくいというのに…。
わたしもいざという時、他者のために動ける人間になりたい。
その為にも、病気を克服し余裕をもてるよう、
自立してひとりで生活を営めるよう、
励もうと思います。